みなさん、こんにちは!!
さて、今回は小学校の入学準備【生活編】です。
お子さんが入学するにあたり心配な事はありますか??
私の場合、『勉強大丈夫かなぁ?』とか『お友達できるかなぁ?』などが思い浮かびます。
もちろん、これらも重要な事です。
しかし、身近なことが意外と後回しになってしまっているのかもしれません。
基本的な生活習慣にあたる、手洗いうがい、食事のマナー、着替え、トイレの使い方。
自分の物を管理したり、自分の思いを伝えられる力はついているでしょうか?
小学校生活はお子様にとって想像以上にシビアです。
自分の事は自分で、自分の物は自分で管理しなければなりません。
クラスの人数にもよりますが、担任の先生がひとりひとり完璧に面倒を見ることは不可能です。幼稚園や保育園より先生の目は行き届かなくなります。
そこで、入学に向けて日常生活の中でできる事から始めてみませんか?
小学校生活が楽しく、スムーズにスタートできるように考えてみました。
物を大切にし管理できるようにしよう
自分のものは自分で管理
入学前に意識させると良いのは『自分のものは自分で管理する』ことです。
家ではおもちゃなどを利用して練習してみましょう。
我が家の場合、大切なおもちゃは空き箱を渡して自分でわかるように片づけさせています。同じような人形でもひとまとめに入れるのではなく、種類ごとに分けて管理させています。
また、全部あるか確認することも大切です。
ポイントは
・必要な物の場所を把握している
・何がいくつ入っているかわかっている
・とにかく使ったら元の場所にもどす(片づける)
小学校では自分の持ち物が増えるので、きちんと管理できていないと学校で
『あれがない!これがない!』という事を繰り返してしまいます。
例えば体育着。使い終わったあと紅白帽を入れ忘れたり、隣の子のものまで持って帰ってきてしまったり。また、自分のお道具箱やロッカーに何が入っているのか把握していると、なくなりにくいと思います。
何度も繰り返すことで、自分できちんと分別でき片づけられるようになりますよ!!
物を大切にする心を育もう
学校が始まると意外と多いのが、文房具の紛失。。。
鉛筆一本、消しゴムひとつくらいの紛失は日常茶飯事。。。
そうならないためにも、細かい物にも記名し大切にあつかうように教えてください。
入学前は色々な物に記名する作業が大変だと思います。
しかし、記名することで『自分の物』という意識が高まり大切にしようと思うのです。
また、なくしてしまうと困る事を伝えてください。
また、大切な物が見つからない時は物を大切にする心を育むチャンスです。
見つからなかったり、なくしてしまった時こそ『どうすればなくならなかったか』をお子さんと一緒に考える機会にしましょう。
自分のことは自分でしましょう
ほんの少しの自立からはじめよう
〇衣服の着脱。脱いだものはたたむ。
〇きれいにトイレを使える。手を洗い、ハンカチでふく。
〇食事を正しい姿勢とマナーでとることができる。
脱ぎっぱなしのパジャマ、帰ってきてそのままの園バッグ、玄関で散乱している靴。。。
もし思い当ればこのあたりから見直してみましょう。
自分の服を脱いだらたたむ(下手でOK!!)、汚れ物は洗濯場へ。
靴を脱いだら揃える。園バッグからお弁当箱を出してキッチンヘ持っていく。
おたよりがあれば自ら出して渡す。
もし思い当れば、このあたりから見直してみましょう。
自分の服を脱いだらたたむ(下手でOK)汚れ物は洗濯かごに入れる。
靴を脱いだら揃える。園バッグからお弁当箱を出してキッチンに持って行く。
おたよりがあれば自分で渡す。
このような事が習慣になるといいなと毎日見守ってあげてください。
自分の姿もチェックしてみよう
これはわが子が幼稚園の時、口の周りがかぴかぴだったり、着衣がすごく乱れていたりすることがあり、子供の姿を眺めながら『自分では気にならないのだなぁ』と感じていました。
そこで、鏡を見る習慣をつけてみませんか?
朝、顔を洗った後も鏡でチェック!!
手洗いついでに鏡を見せて自分を確認!!
口のまわりは汚れていないか、寝ぐせはついていないかなどですね。
子供はしゃれっ気がつく年頃まで他人から見える自分なんて気にしないので、こういったことも大切かなと思っております。
困った時にどうするか練習しておこう
自分の考えや意見をつたえるためには?
学校のように大きな組織で生活するには、自己主張も必要です。
自己主張の強さには個人差があり、最初から臆することなく出来てしまう子もいれば、言いたいことが言えない、困っていても恥ずかしくて聞けない子も多いと思います。
わが子たちは自己主張弱めです(笑)
学校公開で授業参観に行くと、気配を消していてどこにいるかわからないほどです。。。
誰にでも合う練習方法は難しいのですが、自分の気持ちを相手に伝える訓練として、
私はこんなことを意識的にしております。
【 子供の話は自分の時間を割いてでも聞いてあげる 】
あたり前のことのように思いますが、ちょっとポイントがあります。
子供が話をしたいタイミングできちんと耳を傾けてあげることです。
大人は忙しいので、意外と自分のタイミングでしか子供の話を聞いていないように思います。自分に時間ができたり、自分が聞きたいタイミングで子供に話しかける。
それは、子供が話したい時ではないなぁと感じるからです。
子供から話し出したときはチャンスなので聞き役に徹しましょう!!
また、兄弟げんかもチャンスです。
なぜ、けんかになったのか、どうして怒ったのか、なんで泣いているのかを子供が話せる範囲で聞いてみます。支離滅裂なことも多いですが、伝えようとしている気持ちに寄り添ってあげましょう。
【 自分の話も聞いてもらう 】
聞いてあげたら聞いてもらいましょう。
私は今日あった事など、子供に話すようにしています。
たわいもない日常の出来事です。
相手の話を聞く ⇔ 聞いてもらうを意識してみてください。
外でも練習してみよう
ふたつめは、店員さんに聞くのは子供の役目にしています。
この方法をよくないと感じる方もいらっしゃるかもしれないので、判断はおまかせします!
スーパーでは商品の場所や、レストランやファーストフードでの注文、お手洗いの場所などできる限り子供に声をかけさせています。なかなか勇気のいる声掛けですが、だんだん慣れていくんです。
また、店員さんにどのような話し方、聞き方をするのが適切かという学びにもなります。
聞く内容が難しい時には、お店の方に『すみません』と声だけかけてもらいます。
声をかけるタイミングを見計らうだけでもいい練習になると思います。
【 さいごに 】
はじめての小学校生活には不安を感じられる方も多いと思います。
幼稚園や保育園より、先生の目は行き届かないのが現実です。
自分のことは自分でしながら、困ったときには先生に聞く。
周りの大人に頼る。家では親に相談する。自立への大切な第一歩です。
これからも一緒に子育てがんばりましょう!!
では、また!!!