こんにちは!! なりこです。
お子さんの靴選び、どうされていますか??
そこで今回のテーマは【足のサイズの測り方】です。
私は長い間、靴の販売員をしておりシューフィッターも取得していました。
自宅でもポイントを押さえれば、簡単に計測することができます。
足長(足の縦の長さ)だけでもわかると靴選びの目安になるはずです。
正しい足のサイズは?? 実際に計測してみよう
お店に行って計測してもらうのが一番良いとは思いますが、なかなか時間も取れません。
そこで、おうちで計測してみましょう。
今回はアシックスの公式ページよりスケールを印刷して計測してみました。
チビ君をモデルに計測をしてみたので、参考になればと思います!!
※今回はシート右側にある足囲メジャーは使いません。足長(足の縦の長さ)のみ計測します。足囲とは簡単にいうと足の横幅になります。足囲は足の厚みも含まれて難しくなるので今回は簡単な方法を紹介します。
計測の準備をしよう!!
↑アシックスの公式ページより印刷できます!!
こちらのシートで計測していきたいと思います。
使用するものは、分厚い本(辞書など)とえんぴつと定規です。
〇 シート下の点線を谷折りにする
〇 折り曲げた部分が後ろに倒れないように本などでおさえる
では、計測スタート!!
足の置き方が大切です
〇 まず、かかとをぴったりと折り曲げたシートに着ける
〇 次に人差し指の中心を計測線の上に置く。
かかとの中心と人差し指の中心が計測線の上に乗っていることを確認する。
足を乗せたら計測してみよう!!
〇 まっすぐ前をむいて立たせる。
子供が下を向かないよう目線はまっすぐ背筋は伸ばして両足でしっかり立つイメージ。
一番長い指の中心に鉛筆でポイント(黒丸)を付けておく。
計測終了。足長は何cmでしょうか??
〇 ポイントを付けたところに定規で線をひく。
実際の足の長さ(足長)が20.5cmだったので、靴のサイズは+0.5から1cmとなります。歩くことで足が前後に動くのでそのぶんつま先に余裕が必要となります。
これを捨て寸といいます。靴のデザインによって必要な捨て寸は変わってきます。
計測してだいたいのサイズがわかると、靴を選ぶ時の参考になりますね。
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自宅で簡単に使える計測器(フットメジャー)
さて、自宅でスケールをプリントアウトして計測をしてみましたが、少々やりずらい点が見つかりました。
それは、
子供の足がペタペタしているので用紙にくっついてしまい、なかなか正しい場所に足を置くことができなかったのです。
うちの子は小学二年生なので、『かかともう少し右!』とか『人差し指を線の上において』などの指示が通りましたが、それでも足が紙に張りつき苦戦しました。
こちらも、使い方は紙のスケールと同じです。
かかとを後ろにつけて、人差し指を中心線におきます。
大切なのは、まっすぐ立つこと。目線もまっすぐ。
どうしても下が気になる場合は、まっすぐ立って好きなテレビを見ていてもらうのが良いかもしれません( ̄▽ ̄;)
お子さんの足を大切にしましょう
私が日頃、子供の足のために気を付けていることを紹介します!!
おとなの方も同じなので、是非意識してみてください。
爪を痛めないようにする
爪、とても大切です。
そして、一度爪を痛めてしまうと治りにくいのです。
窮屈な靴はもちろん、必要以上に靴の中で足が動いてしまうのも爪が靴のつま先にぶつかり、爪を痛めてしまう場合があります。
また、爪の伸ばしすぎ、切りすぎにも注意です。
足の爪は手の爪よりも伸びていることに気がつきにくいものです。
爪が伸びすぎていると、靴に当たって割れてしまいます。
また、切りすぎてしまうと巻き爪や陥入爪(かんにゅうそう)の危険もあります。
角を切り過ぎてしまうと、爪が伸びた時に指の脇の肉に食い込んでしまう可能性があるので、角は切らずに、四角い爪をイメージしてください。
角の尖りが気になる場合は、切るのではなく、爪やすりでひっかからない程度に少し削るのが良いと思います。
甲の部分でしっかり止まることが大切!!
靴選びで大切なポイントは甲周りをしっかり押さえることです。
甲部分をしっかり押さえて、つま先は指が自由に動くのが理想的です。
なので、私が選ぶ子供靴はスリッポンより紐靴。
紐が縛れないうちはマジックテープの靴をおすすめします。
靴のかかとをつぶさせない
甲周りと同様、靴の大切な部分は【かかと】です。
お子さんが靴のかかとを踏んでしまうことはよくあると思います。
この部分にはかかとをしっかり押さえる芯が入っています。
しかし、かかと芯を潰してしまうと足首への負担が大きくなり転びやすくなってしまいます。かかと、、大切です。。。
【さいごに】
いかがでしたか?
まだまだお伝えしたいことがありますが、少しでもお子さんの靴選びのお役に立てれば幸いです。あ、ひとつ言い忘れました。。。
これは幼稚園で働く私が感じていることです。
では、また!!!