こんにちは! なりこです。
今回は私立小学校受験に興味のある方、小学校受験をお考えの方向けです。
わが家は三人子供がいますが、娘のみ私立小学校に通っています。
兄は、公立小学校から私立中学を受験し現在高校生です。
弟は公立小学校の一年生になりました。
今回は学費などのお金のことは細かく書いておりません。
母目線でこんな感じで毎日過ごしてますと、
身近な事が伝わればいいなと思い記事にしました。
私立小学校に興味を持ったきっかけ
最初は全く興味なし
私立小学校受験は全く考えていませんでした。
兄がくもん式に通っていたので、娘は違う勉強法をと考え近所の幼児教室を選びました。
娘の通っていた教室の先生から幼児教室主催の私立小学校合同説明会に行ってみないかと何度も勧められて考え始めました。
私立小学校について全く知識がなかったので、一度にたくさんの学校長からお話を聞けるのが良いと思い参加した事が始まりです。
説明会で学んだこと
私立小学校も人気商売です。
実際説明会に行ってみると各学校の校長先生によるプレゼン合戦です。
しかし、公立小しか知らない私にとって、心に響くものがありました。
色々な特色がある中、特に関心をもった学校がありました。
その校長先生のお話で印象的だったのが、
「この子たちが社会に出るのは、まだ何年も先です。その、先を見据えた教育をしていかなければならない。また、勉強しなさいと言われて取組むのではなく、自ら知りたい、調べたいと思う教育をしている。」
と、言うような、内容でした。そのためのカリキュラムにも関心が持てました。
私は、娘に自立した女性になってもらいたいと思って育てています。
社会に出て、しっかりと働き、世の中の役に立ってほしいと。
この学校であれば、宿泊を伴う行事が多いので、色々な経験から自立心が芽生えそうだなと感じました。ここでの教育と経験は社会に出てからも、きっと娘の為になるだろうと主人と話し合いました。
合同説明会がおすすめ!!
私立小学校に興味があるけど、全くわからないというご家庭はまず合同説明会に行かれるといいと思います。合同相談会というのもあるようですが、参加学校がそれぞれ『うちはこんな学校ですよ』と簡単に説明してくれるので説明会は比較しやすいです。
幼児教室主催のものがあると思いますので是非チェックしてみてください。
【最重要】お子様にあう学校選び
学校選びのポイントは??
すっかりその気になったわが家では、受験への道がスタートしました。
学校を選ぶポイントは様々ありますが、わが家のポイントは、
〇通学が一時間以内で電車の乗り換えが複雑でない
〇合格する可能性が高い学校を選ぶ
〇ご縁がなかった場合は公立へ
まず、通学時間と環境です。女の子なので満員電車や多数の乗り換えは避けたいですし、最寄り駅から学校までの道のりも重視しました。また、災害時も考えて通学は一時間以内と決めていました。
次に、実際に合格を頂けるかどうか?を重視しました。
国立はもちろん、私立小学校も倍率が高く合格することが難しい学校はたくさんあります。中学受験は本人の頑張りが一番ですが、小学校受験は特殊で親子一丸となって合格を得なくてはなりません。
娘の目指した学校は、わが家から通いやすく、単願制度がありました。
色々考えた結果、その一校だけを目指して取り組んできました。
幼児教室から推薦状も書いていただきました。
わが家の場合、当時は兄が公立小に通っていたので、ご縁がなかった場合はそちらに通うことを娘も納得していました。その点、潔く受験できました。
学力重視の学校ばかりではない
私立小学校も色々あります。
私も『勉強が難しいのでは?』『頭のいい子が多いのでは?』と思っていました。
娘の学校は研究授業に重きをおいていて、一年を通して同じテーマで調べ学びます。
クラスごとの活動で夏休みも各自で調べて、まとめたものを持ち寄ります。
このように他にやることが多いので通常の授業のスピードは早いかもしれません。
また、家庭学習はしっかり出るので毎日の学習習慣はつきます。
必死に勉強するというより、こつこつ積み上げる感じです。
学校内ではあまり競わせず、成績表も子供には渡しません。
また、宿泊行事が多く、家族ではできないとても良い経験をしているなと思います。
私立小学校ってこんな感じ
とにかく朝が早い
娘は現在、片道50分ほどかけて小学校に通っています。
電車の乗り換えは一回で乗車している時間は30分ほどでしょうか。
朝は早く、6時半に家を出ていきます。
学校には7時半ごろ到着です。
なぜ、こんなに朝が早いかというと、朝活の時間があるのです。
学校によりますが、運動や体操だったり読書、礼拝など朝活の時間が設けられています。
私立の小学校全てである訳ではありませんが、遠くから登校するお子さんは大変なので、
気になる学校の朝活の有無をチェックしておいたほうがいいと思います。
給食がある学校も多い
個人的に私学は給食のない学校が多いのでは?と思っていました。
調べてみると以外と多かったです。
給食あり、なしで学校を決める訳ではないと思いますが、あればラッキーですよね。
うちも給食ありの学校なのですが、公立の兄に比べるとお弁当の出番は多いです。
行事などイレギュラーなことがあるとすぐお弁当ですね(笑)
帰宅時間は遅め
朝が早いのに帰りは遅くなりがちです。
私学は土曜授業がないところが多いので、その分平日の授業時間が増えています。
特に高学年になると委員会やクラブ活動が始まります。
うちの娘はクラブがある日は17時過ぎの帰宅となります。
更に習い事もこなしていくと、平日はクタクタ。
私立小学生、体力勝負です。
父母会や保護者関係について
保護者の出番や父母会活動は大変??
保護者会の回数も公立に比べると多く、加えて音楽会や発表会、宿泊行事のお見送りやお迎えで保護者が学校に行く機会が多くあります。
娘の学校の父母会活動は盛んで、役員や係になると保護者の負担が大きいです。
三役になるとほぼ毎日学校にいるんです。びっくりですよね。。。
父母総会も欠席すると後日録音したものを聞きにいかなければなりません。
学校まで遠いご家庭は通う道のりも大変です。
保護者会で下のお子さんを連れて行く場合は、事前に先生に申し出ておりがみやお絵かきなどで静かに待たせなければなりません。
娘の学校では下の子を連れてきているママはほぼいません。
わが家は四つ下の弟がいて、今までに1~2回連れて行ったと思います。
できる限り幼稚園の延長保育を利用しなるべく連れて行かないようにしていました。
保護者同士のお付き合いは??
保護者同士のお付き合い(ランチ会の参加など)はご自身次第だと思いますが、やはり顔見知りのママがいたほうが困った時に助けあえます。(宿題、テスト範囲の確認や提出物など)私学は多方面から通学してくるので、同じ路線のママとは繋がっておきたいですね。
そのためにも、たまにランチでお互いの距離を縮め情報交換をしておくとお付き合いがスムーズになると思います。
そういったお付き合いが辛い方は、方面別下校の顔合わせを利用すると良いと思います。
同じルートで通学するグループに分かれ、先生から登下校の注意点のお話を聞いたり保護者同士で情報交換をする学校もあるので、是非利用してみてください。
さいごに母としての感想
実際に通わせてみて良かったこと
正直、大正解でした。思っていた通り、とても良い学校でした。
結果、娘の性格に合った学校選びができたことに尽きます。
のびのびとした校風なので、毎日楽しそうに学校へ通っています。
教科書は公立小と同じものですが、プリントやテストは兄のものと比べると違います。
テストは先生が独自に作っているので、公立よりボリュームがあり難易度も高いと思います。くせが強い問題だなぁ、と感じる事もありますが(笑)
学校内外の施設も充実しているので、大きな講堂で発表会が行われたり、年に一度の宿泊行事では様々な自然体験ができ、とても豊かな経験になっていると思います。
また、娘も小学校が公立ならば、中学受験をさせる予定でした。
娘の通う小学校は大学まであるので、そのまま上がることも可能です。
現在、習い事は算数教室とバレエとピアノですが、受験で中断する事なく習い事が長く続けられるのもメリットだと思います。
そして、ちょっぴりデメリットも
近所の保育園に通っていましたが、その当時のお友達というか顔見知りが数人いる程度です。
ただ、高学年になり帰宅時間も遅く、その後宿題に追われているので平日は遊ぶ時間はありません。また、土曜日は習い事があるので一日終わってしまいます。
唯一のお休みは日曜日です。疲れて家族でのんびりですね。
長くなりましたが、最後までお付き合いありがとうございました。
私立小学校について知りたい情報が少しでもあれば幸いです。
では、また!!!